2022年11月15日。

目にしたのは・・・

日本人初「国際子ども平和賞」
とのニュース。

気になりつつも
国際子ども平和賞とは何なのか。

調べた事を纏めてみた。

【国際子ども平和賞とは】



子どもの権利擁護に
大きく貢献した人を対象に毎年贈っている賞。
※参照:NHKの記事

贈っているのはオランダに本部がある
国際的な児童権利擁護団体「キッズライツ財団」。

その賞に17歳の川崎レナさんが選ばれたとの事。

受賞理由としては以下の通り。

行っていたのは子どもと政治家が
オンラインでやり取りできる仕組み作り。

若者の政治や社会参加に向けた
先駆的な活動を評価されての受賞。

きっかけは8歳の時に読んだ本。

そこから14歳の時に
NGO団体を立ち上げいまに至る。

何がきっかけでどうなるか。
本当にわからないと改めて。

と考えながらも、、、

そもそも子どもの権利とは何なのか。

調べると子どもの権利条約たるものが。

【子どもの権利条約】


1989年第44回国連総会において採択された
条約との事で記載されていたのは4つの権利。
※国連総会とは?
(参照:外務省公式ホームページ

1.生きる権利
2.育つ権利
3.守られる権利
4.参加する権利

【生きる権利とは】

住む場所や食べ物があり、
医療を受けられるなど、命が守られること

【育つ権利とは】

勉強したり遊んだりして、
もって生まれた能力を十分に伸ばしながら
成長できること

【守られる権利とは】

紛争に巻きこまれず、
難民になったら保護され、暴力や搾取、
有害な労働などから守られること

【参加する権利とは】

自由に意見を表したり、
団体を作ったりできること

※参照:ユニセフ公式ホームページ

日本では1994年から批准。

さらにある4つの原則。

【「子どもの権利条約」4つの原則】


1.
生命、生存及び発達に対する権利
(命を守られ成長出来ること)

2.
子どもの最善の利益
(子どもにとって最もよいこと)

3.
子どもの意見の尊重
(意見を表明し参加できること)

4.
差別の禁止
(差別のないこと)

それぞれの詳細としては以下の通り。

1.
すべての子どもの命が守られ、
もって生まれた能力を十分に伸ばして
成長できるよう、医療、教育、生活への
支援などを受けることが保障されます。

2.
子どもに関することが
決められ、行われる時は、
「その子どもにとって最もよいことは何か」
を第一に考えます。

3.
子どもは自分に関係のある事柄について
自由に意見を表すことができ、
おとなはその意見を子どもの発達に応じて
十分に考慮します。

4.
すべての子どもは、
子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、
障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、
条約の定めるすべての権利が保障されます。

そこに合わせてあるのは3つの議定書。

ある条約に新たな内容を追加や補強する際に
作られる文書で、条約と同じ効力を持ちますとの記載。

※参照:ユニセフ公式ホームページ

【3つの選択議定書】


1.
子どもの売買、子ども買春および
子どもポルノグラフィーに関する選択議定書
(2002年1月発効)※全文

2.
武力紛争における子どもの関与に関する選択議定書
(2002年2月発効)※全文

3.
通報制度に関する選択議定書
(2014年4月発効)※全文

2019年にはより多くの人々に内容や
重要性を知り、考えていただけるよう
各条文のアイコンを一覧にしたポスターも。

【ポスター】

子どもの権利条約 ポスター


ポスターに記載されている内容は以下の通り。

1.子どもの定義
2.差別の禁止
3.子どもにもっともよいことを
4.国の義務
5.親の指導を尊重
6.生きる権利・育つ権利
7.名前・国籍をもつ権利
8.名前・国籍・家族関係が守られる権利
9.親と引き離されない権利
10.別々の国にいる親と会える権利
11.よその国に連れさられない権利
12.意見を表す権利
13.表現の自由
14.思想・良心・宗教の自由
15.結社・集会の自由
16. プライバシー・名誉の保護
17.適切な情報の入手
18.子どもの養育はまず親に責任
19.あらゆる暴力からの保護
20.家庭を奪われた子どもの保護
21.養子縁組
22.難民の子ども
23.障がいのある子ども
24.健康・医療への権利
25.施設に入っている子ども
26.社会保障を受ける権利
27.生活水準の確保
28.教育を受ける権利
29.教育の目的
30.少数民族・先住民の子ども
31.休み、遊ぶ権利
32.経済的搾取・有害な労働からの保護
33.麻薬・覚せい剤などからの保護
34.性的搾取からの保護
35.誘拐・売買からの保護
36.あらゆる搾取からの保護
37.拷問・死刑の禁止
38.戦争からの保護
39.被害にあった子どもの回復と社会復帰
40.子どもに関する司法
41.子どもによってもっともよい法律
42.条約の広報
43-54.条約のしくみ
全文

【感想】


ニュースをきっかけに
初めて知った様々な事。

知っててやるのと
知らずにやるのでは全く違う。

一つ一つの行動に
より多く意味を持たせられるよう。

学校でも家でもない
もう一つの学べる場所を目的に
プライベートで活動している育縁。

この活動でも意識していければ。
(これまでの活動はこちら

子育てのみならず
仕事においても意識出来るよう。

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